2016年1月11日月曜日

コミュニティダンスの歴史的原点と概念の再構成に関する研究―日英の現状からみたプロモーション再考のために―

まず、修士論文提出しました。最終的なタイトルは「コミュニティダンスの歴史的原点と概念の再構成に関する研究―日英の現状からみたプロモーション再考のために―」となっています。
そもそも修士?とお思いの方のために説明すると
これまで大学の非常勤講師職も務めていたのですが担当してくださっていた先生がお亡くなりになり、引き継ぐことになって、ちゃんと勉強しなおそうかなと思ったことがきっかけで、夜間の大学院に行くことにしました。
ダンサーではありますが、もともと体育教員(中高)だったこともあり、学校教育のダンスをもう少しちゃんと見直すべきではないかと思い体育の学校を選びました。
イギリスで見てきたコミュニティダンスについて、そして自身の所属していたカンパニーはコミュニティダンス活動を拒否したこと、そのあおりを受け経済不振に陥ったこと。その時友人から依頼された仕事も消えてしまったことそれらは全てそのような時代の流れだったのだということを見出しました。私はきっとこの作業だけでこの論文を書いた価値があると思いました。政治や経済情勢によって左右されるダンス像というのが見えました。
コミュニティダンスというのもの原型を祭とカーニバルから明らかにしようともしました。
最終的に鶴見俊輔「限界芸術論」を援用し、コミュニティダンスを論じようとしています。
実は論点があまりにも膨らみ過ぎていて、友人には「紀要3本分くらいなんじゃない?」と言われており、正直追及が甘い面もあります。これからそれぞれの項目について精査していくのだと思います。
実はまだ発表と、試験とがあるのでどうなるかわかりませんが、とりあえず出したということで、まずはご報告でした。
論文概要ご興味ある方は木野までご連絡ください。(試験などもあるのでまだしばらく公開できませんが)

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