2015年11月16日月曜日

パリについて

かつてパリに住んでいたことがある。
2004-5年、気がつけば10年前になる。今でも私にとっては特別な町で、ヨーロッパにいくと必ずよる(イギリスに行くよりもむしろパリの方がなじむ)。
今回テロにあった場所は当時すんでいた場所から徒歩5分ほどの場所らしい。
前回発砲事件があったのも比較的近いエリアであったが、見覚えある地域となるとさすがに驚く。(なお、思いついて連絡をとるような友人知人はとりあえず無事だった様子)

ロンドンに住んでいた頃、長く暮らしていたケンサルライズエリアはどんどんひらけ、オシャレなカフェ等もできていくようなエリアだったが(アレックス曰く、ここのエリアから行ける小学校がよいらしく、そこに入るために移り住んでいる人も多いのだそうで、どんどん住民の感じがかわっていった)、やっぱり徒歩10分ほどのバス通りで発砲事件などがあったりしていた。
ヨーロッパ安全じゃないよ。

テロは確かによくない。
でもテロをたたいても、憎しみは増幅する一方である。
その背景に何があるかを考えるべきであるし、各国の思惑を抱えたままでは結局「自分のため」にしかならず、新たな反感を生むだけである。
ただうまれてしぬだけのこと。
そこにうらみにくしみが生まれるのは抱えているからにすぎない。
宗教はなぜうまれたか。

最近そんなことをおもう。

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