2015年4月11日土曜日

踊後飯塚さんとの話し合い

いつも応援していただいているレッドベリー飯塚さん。
これまでのユーグ会、Amanogawaとここの協力なくしては公演はできなかった。

レッドベリーは個人宅の一部がスタジオになっているため、大音量が難しかったり、俗にいう照明機材が少なかったりという制限はあるが、関東圏の小劇場を思えば結構広く、てごろな大きさの小屋でもある。
終了後飯塚さんと話しをし、ダンス、演劇を広めていくにはどうしたらよいか?ということになった。

今回Amanogawaの参加者は演劇、ダンス経験者が多く純粋な初めての人ではない。元々このAmanogawaは一般の人にダンスにふれてもらうきっかけとして作成したものであり、だとすれば、ワークショップの開催対象から考える必要があったのではないか?という指摘をうける。
現実問題として一般の人にふれていくにはその土地に住んでいなければかなり難しい。私自身の人脈もほとんどない状態では難しいのではないか?

また逆に即興など1回性の面白さもいいけれど、本当に広げようと思ったらロングランしかないという。つまり一度見たお客さんが他の人に話し、それをきいた人が見に来れるだけのタイムラグ。札幌演劇フェスティバルはそれゆえロングランにこだわっており、そういう力のある作品、ロングランできうるものをつくらないか?
(札幌にいる人とであれば長期滞在が必要になる)

集客ができないということもあり私はあまり公演回数を増やそうとは考えてきていなかったが、そのためにも長期滞在が必要ではないか?

関東圏でロングラン、予算的にもありえないけれど、確かに札幌だと不可能ではないかもしれない。(滞在費などの別の問題は起きるかもしれないが)

その昔クナウカがcafe de la dance(パリバスチーユの劇場)でロングランした事を思い出す。その土地で暮らさなければ、その土地の人が何を必要としているのかはわからない。そして一回やって帰ってくる従来の公演形態では移動費の問題もあり収益は出すことができないという事実。


演劇文化、劇場文化をどのように根付かせていくかを考えてきた智慧。

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