2015年2月17日火曜日

イギリス 街の拡大

イギリスは物価が高い。
これは非常に有名な話しで、家賃も高い。
ただ、それがなぜ続くのかといえばそれだけ多くの人が移住してきているからだ。

元々英語国のため留学生やビジネスマンが多かった。金融の中心地でもある。
そこにビジネスチャンスを見出そうとして東欧、インド、アフリカなど様々な国から人が押し寄せる。物価は高いが給料も高い。またベビーシッター、ハウスキープなど職種を選ばなければまだ仕事はある。元々フラットシェアという文化はあるが、フラットではなくルームシェアさらに大量の人数ですんだりして母国にお金を送ったりする人が多い。それに伴い、街がどんどん大きくなっている。ZONE3,4,5くらいのところが住宅地となり、常にチューブは混み合っている(とはいえ日本のラッシュ時に比べれば気楽な方だ)。zone3,4,5のエリアからさらにバスなんてエリアも結構混んでいる。その様子をみて東京を思い出した。

ロンドンがアジアの都市化している。
極度の人口密集になっていくことが見込まれる。
その逆に地方はさらに過疎が進むだろう。

既にアーツカウンシル他の資料を見るとロンドンだけが予算は別枠の計算になっている。ロンドンとそれ以外。私が日本へ帰って5年でここまで変化したわけで、それを思うとものすごく急激、かつ危険な変化であると思う。

アシュフォードさんはイギリスなのに英語が通じない!!と怒っている。
日本も人ごとではないかもしれない。



おまけ
物価は高くさらにあがっているが、私が住んでいた当時は1ポンド260円時代(現在は170円くらい)だったので、それを思うとなんだか安く感じるという危険な場所でもある。日本からいく旅行者や学生にとっては大分過ごしやすくなっていると思われます。

おまけ
私が住んでいる相模大野周辺は普通に通勤圏内とされているが都心からはおよそ45分、ロンドンでいうとヒースロー空港くらいまでいけてしまう距離であり、それと比べればロンドンはまだ小さいのかもしれない。ただ、逆に言えば、それだけ通勤に時間をかける現在の東京圏の生活がおかしいのではないかとも思う。(私の職場は都内とは限らないのだけれど)これについてはマルセイユの項目でのべたい。

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