2014年4月12日土曜日

ヨーロッパパリ編⑥インプロスペース

ユーグにいわせるとパリにはインプロができる場所が限られているとのこと。
Ackenbushはマラコフというパリ郊外。ここの他は数えるほどしかない。
たまたまブノアさんに勧められていったのはatelier tampon。ここは私がいたころはハーモニックのすぐそばでいったことがあったけれど、現在は法律の関係で少しずつ空きスペースを探しながら移動しているのだとか。(なのでnomadeとついている。現在は中国系文化センターに間借り)

ここはスタンウェイのピアノがあります。

前はJeromeさんのアトリエでもコンサートとかやっていたらしいが引っ越して、音が出せなくなってしまった。パリの密集した住居環境では音が出せるというのはかなりハードルが高いのです。(とはいえ日本に比べればましかも)
ヤンのところもゴンクールのあとイブリー(パリ郊外)の倉庫を借りて共同オフィス兼アトリエにしていたのだけれど、今はもうない様子。
また多くのスクワット(アーティストによる不法占拠物件)がサルコジさんの「移民追い出し政策」のせいでつぶされてしまったのだとも。今でも残っている数少ないスクワットの一つがこちら。パリのど真ん中シャトレとレアルの間にあります。既に観光名所化してます。




一方パブリックな小さい劇場もできているらしく、健全な文化活動は推進しようということなのかなと思ったり。(1件みせていただきましたがそこの人もとてもいい人でした)
逆に言えばインプロのようなマイナー音楽はなかなか苦労しているのだろうと思ったり。

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