2011年9月8日木曜日

おわら風の盆

旅よりかえってきて、ダウンしてしまい、なかなかアップもできないままでした。
思い立ち、台風くるよといわれながら夜行バスと青春18切符で富山県八尾まで。
おそらくご存知の人も多いはず。風の盆という踊りを一晩中踊りつづけるお祭りがあるのです。http://www.yatsuo.net/kazenobon/
一応舞踊教育学科(今はなき名称ですが)出身の私としては一度はみておくべきとされていた踊りの1つで、毎年いこういこうといいながらうん10年。長い時間かかってしまいましたがやっといくことができました。なお、郡上踊りもそういう踊りの1つですが、毎年夏は山ごもりが続いているのでなかなか見に行けません。
とりあえずすごい人の数です。
台風で大阪方面からの電車がとまっていたのにそれでもすごいことになっていました。(毎年はもっとはやくに売り切れるんだけれどねえ、とコロッケやのおじさんが12時ごろにいっていました。)
町が11の部落にわかれていて、その地区ごとに衣装や踊りの踊り方がちょっとずつ違い、それをみながら歩くという形になります。
3日間行われ、私がいったのは最終日。最終日は夜からスタート。11時で一応終了し、電車等もなくなった後、「町の人が自分たちが楽しむために踊るおまつり」がスタートします。既にそれはかなり有名になっているので、通な方はこれをねらって遅くにきたりもするらしい。お客側は年齢層が高い(おそらく60代の皆様)のに元気で驚かされます。
町の皆さんもこのお祭りを大事にしているのがよくわかり、おそらく町の長老みたいなおじいちゃんが真ん中に座ってみていて、小さな子供たちも一緒にまねっこして参加していたりしてというのもとてもよかった。
残念だったのはあまりにもたくさんのお客、とカメラのフラッシュ。舞台で踊っていてもそうですがたとえきれいな写真がとれたとしても、それで集中がそがれてしまったり、周囲の人に迷惑をかけたりするのはどうなのかなと。強引に割り込んできたり、前を通過しようとしたりというかなり単純な失礼さがきにかかりました。特にお客さんを招いてのお祭り終了後にもフラッシュが続くというのは非常に残念で。
きちんとおまつりの姿をのこしておくためにも、配慮する心配りは必要だと思いました。

が、もしいらっしゃる際はぜひ深夜をごらんになることをおすすめします。
カメラをオフにして、
眠いながらも夢のようなきれいな風景を見ることができます。


あまりになれていそうだったせいで地元の人に常連さんと間違われました。
でもほんとうにはじめてだったので、大変で、ついでに眼鏡をなくしてきました(これはおそらく帰りの電車の中。おそらく疲れから爆睡していたせいかと思う)。この1週間で2個眼鏡をなくすという失態をおかしてしまい、情けない限り。

1 件のコメント:

  1. teruteruboozu toshi2014年3月1日 23:38

    2014年3月1日いよいよ春近し、裏山にいたる細道脇の雑草の中、名も知らない小さな花が澄み渉った大空に向いいっぱい背伸びしている、おわら踊りの大好きな私にも風の盆ならず八尾に踊りに心がわくわく、35年程前から風の盆はもちろん他にも年1回八尾へ遊びに行っています、風の盆では地元の踊り手さんに交じり男子踊りを踊っています、ハッピ、編笠を被り、たまりませんね、自分の一部屋おわらに関する物で溢れています、それ程おわら踊りが大好きです、自分病気でしようか?

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