2011年2月15日火曜日

ダンコレコンペ部門1部について

なんと毎日見に行くことになってしまった1部。
かなり大変なことだ。
でも知り合いがでていたりもするので、観ておきたい気がした。

アジアのショーケースとして行われているダンコレではあるが、今でも賞がある。
この講評で室伏さん「圧倒的なものはなかった」といった。また、エジプトの情勢等をあげ、それとくらべて日本ではなんてしょぼいことをやっているんだといった。またビデオなんかじゃわからんから80作品がちでやったらどうかという提案まであった。室伏さん、やはりおもしろい。みんなそう思ってもなかなかいえなかったことを言ってしまう。。。

なお、80作品全部やってしまう構想はその昔2003年に石川さんにお会いしたときに甲子園のように各地で予選のようなものをやってその上で集まったらどうか構想をあげていた。実際旅費等の問題があるので、各地ごとになにかやっていくというのは(踊りにいくぜ同様)ありだと思う。その上で旅費サポート等がでてくるとなおいい。
大量上演は赤煉瓦だと仕込みが大変だけれど、全くできないことではない。と、いうのもプレイスのresolutionはそういうシステムのなか100以上の作品を1ヶ月以内に上演するからだ。そのシステムはロンドンのダンス事情を変える大きな一歩だった。それは参考にしてもいいのではないか。

もしくは逆にビデオ選考を生かしaerowave方式で、いきなり海外に全部みせちゃうようにする、あるいはyoutubeを利用してみんなが観れちゃうようにするなどして投票型にするなど一般にいかに広げるかを考えてもいい。

大切なのは
選ぶこと以上に
選ぶ過程で少しでも多くの人にダンスを観てもらい触れてもらうことではないか。
選ばれるのはうれしいことだけれど(実際それでかなり救われたけれど)優れているからということとは違うような気がする。

コンペ1はかなりレベルが上がっていたと思う。
昨年までとくらべて、各作品の完成度自体は上がっていた。確実に。うまくなっていた。
上手いことがいいことなのかはよくわからない。が、昨年よりも説得力があり、わかる作品がふえていたと思う。
では、その次。全く新しい概念がでてきたかといえばそうではない。
室伏さんの言葉はそこではないかと思う。

はあ、厳しいご意見です。

あまりにもここ数日観すぎていて、気持ち悪くなってきていて、大変です。

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