2010年8月14日土曜日

韓国と日本について

今日帰ってきたらテレビ(NHKはみることができる)で韓国と日本の感覚の違いみたいなものを扱っていて、それをついみてしまう。(今日は稽古お休みかもね)
イギリス時代の同僚に韓国人がいて、思い出す。
「シンの面倒みる係」を仰せつかっていた、私にとって、楽しいの半分なかなか苦労した一年半くらいだった。いつも一緒にいるので、つきあったいるのだとロンドンダンサーたちに思われていたくらい仲が良かったが、一度大変だったのは竹島問題に話しが及んでしまったときである。
私の英語力、そして彼の英語力を考えると、きちんと説明が正確にできているのか疑問だけれど、冷静に考えても、明らかに教育/報道の仕方で大分事実の捉え方に違いがあると思われた。もちろん日本が韓国併合含めしてきたこと、従軍慰安婦の問題など日本がクリアしなければいけない問題はたくさんある。日本の社会の授業等ではあまりその間のことは扱われない(現社は時間がなくて省略というのは私たちの頃から一緒。受験勉強との関係ですね)。韓国の授業あるいは報道では、かなり頻繁に扱われている様子。また伝え方、いい方でも大分印象は異なる。私は日本ではこのように報道されていて、それゆえ私たちはこういうものだと思っているとかなり冷静に現状を伝えても、いやそれは嘘だ、だから日本は嘘つきだ泥棒だといわれ続ける。
そういうことはよくあることだというアレックス(キューバ人)が間に入ってくれ、しかしシンの怒り(これがきっかけで2日間はなしてくれない日が続いた)は収まらず苦労した。アレックスからしてみれば自国とアメリカとの関係なんてそれどころではなく厳しい状況で、今でもアメリカに住んでいる友人や親戚に会いにいくことはできないのだから、たかが小さな島ひとつでうだうだいうなといいたいかもしれない。(なお、アレックスはNY公演のときにとれたビザを利用して一回フロリダの親戚を訪ねにいったのだと思う。でもそれは本当に珍しいこと。)
韓国のいいダンサーもたくさん知ることになったし、何度も訪れていてすっかりなじんでいるものの、やっぱり難しいと思うのでした。

おまけ
こうしてここに書くとシンの感情的だったりエキセントリックな側面がでてきますが、とても普通の男の子です。いい子です。ちょっと女の子に甘い(甘すぎる)のとあとさきを考えないことだけが問題で、、。一応弁解しておきます。

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