2010年8月4日水曜日

あたりまえとおもっていることはじつはすごいことだということ

ニヤカムさんのクリエーションは日々続いています。
子どもたちとのクリエーションはもう結構時間との戦いという感じで(なにせバスの時間があるので時間をきっちり守って終わらせなくてはならず大変です)ばたばたしていますが、そのあといろんなお話をします。
先日は静岡の大学生の子たちが見学にきました。アフリカ研究が専攻だそうで、今度ワークショップ(アート系)と、ニヤカムさんから話しを聞く会、公開稽古を開くことになっています。
日本で当たり前になっていることが、実はすごいことだといいます。
ほとんどすべての人が高校(最近では大学もですね)にいくような環境。
好きな仕事を選べるということ。
格差社会といってもある程度の生活は維持できていること。
スーパーマーケットがあること。
道ばたのマーケットが終了したあと落ちている野菜を拾って暮らしているような人がいないという事実。
でもニヤカムさんはヨーロッパ化、あるいは近代化がすべてにおいていいとはいえないともいいます。子どもの頃からゲームやテレビにつかっている生活、ブロイラーで育てられた鶏などを食べる生活(ちなみにアフリカはすべてビオだといっています)、、、。例えばアフリカでは結婚も親同士が話し合って決めてしまうのだそうで、本人同士が全く面識がないこともしょっちゅうだそう。でも何も知らないからお互いをわかっていくよう努力していく。また家同士が結びついているので、家族みんなで二人の問題点の相談に乗り、話しながら解決していくのだそう。なので離婚率は極端にひくかったのだとか。日本も昔はそうだったんだよという話しになりました。確かにここ数年離婚率が急激に増加していて、それはそういう事情もあるのかもしれません。(アフリカでもここ数年は確実に離婚率が上がっているのだそうです。)
日々の生活のなかで、ちょっとずつアフリカに詳しくなりつつあります。

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