2010年1月23日土曜日

最近みた展覧会

久しぶりの更新になりますが、最近はなんだかドタバタしていて、思考がちゃんとまとまっていません。あまりに多くのことが一気におきているのかも。
先週いった展覧会は旧フランス大使館、内藤礼展、束芋展、仕事場でみかける芸大卒修展。
旧フランス大使館は建て直しで壊してしまう前にアーティストに貸し出すことにしたのだという。詳しくはこちらhttp://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_11561/pid_1.html
簡単にいうとスクワット化(それもまたフランスらしいなあ)なので、もうぐちゃぐちゃです。
ほんとのスクワットはこんなきれいにまとまっていないけれどね。即席スクワット。友人の内田学さんが出品していたので、のぞいたところ思いがけず37(もっと?)の作品を目にすることになりました。なぜか客層はおじいさまおばあさま層が多く、豪華な大使館を見に行くのを期待してきた方々ばかり。残念でした。でもまあ、結構な分量なので見応えあります。しかも無料。
(ちなみに豪華な大使館もなぜかみにはいらせていただいたことがあります。レセプションとか超豪華でした。すごいういていたの覚えています。)
内藤さんは結構純粋に美しいです。よく晴れた日で池の水面の反射までも美しかった。
私は小舟をつくる話しが好きで、わざわざ鎌倉まで足を伸ばしてしまったのですが、すてきでした。
ただ一般の方には横浜美術館束芋展のほうがおすすめで、わかりやすく、しかも昭和日本フェチにはしみます。同年代としては断面の世代、わかるような気がします。たまたまというかここしばらくがんばって読んでいる「病める舞姫」につうじるなにかがあります。(しかしこの本難解です。さらに昔ももっていたのですが、ロンドンにおいてきてしまい、しかもその本は既に絶版でした。今回は友人からかりてよんでいます。)
http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2009/exhibition/tabaimo/japanese/outline.html
この両者の展覧会はともに見にきた人もまた作品の一部となるという視点があります。お時間あればぜひ。



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