2009年9月22日火曜日

妻有について


いま私はアリースからのスカイプを待っています。家にネット環境がない身としてはひたすらマックで待たねばなりません。で、いつになるかわからないので、その間にちょっとだけかくことにしました。
そう、夏休みにいっていた(私にとってはお仕事ですが)越後妻有トリエンナーレです。
最終的に一日ぐるりといくつかの展示場をみせていただくことが出来ました。しかし370も作品があるので正直私がみたのは15かそこら(通りかかりにみてるとかそういうのをいれればもう少し増えて30くらいになるのではないかと思いますが)。なので一概にはいえません。
そのなかで最もわたしにとってよかったのはバンカート妻有から帰る途中の右手に見下ろせる棚田(8月24日夕方7時頃)でした。元々絶景のポイントがあるのですが、夕焼けがまた絶妙なタイミングではいってくるところでした。でも電車の時間が間に合わなくて超ダッシュだったんで写真も何もあったもんじゃないです。
なお写真は桐山の家からみた光景で毎朝だいたいこんな感じです。(これは泊まらないとみれない光景ですね)
どんな作品も自然の美しさにはかないません。
逆に自然にとけ込み作り上げてきた農業や様々な営みはアートと呼ぶに匹敵する強さをもっていました。一人の人間の作り出せるものの限界のようなものを感じました。
ボルタンスキーの作品はかなり私好みの作品で、(彼の作品はイギリス/ドイツでみてて、好きだったのですが名前と作品が一致していなかったのです。が今回みてあああの人だと一発でわかりました。IchIに通ずる光具合です。)ユダヤ人などにテーマを持ってこない分普遍的な生と死のイメージがでていてとてもおもしろかったのですが、それでもかないません。
そういうことを目にできたのはとても幸せなことだと思います。

あと、もう1つ今回私が思ったのは、とんでもないお金ととんでもない人が動いているという事実です。全く違う経済概念が流れているという気がしました。ダンスも大劇場やフェスティバルとかはそうなのかもしれませんが。

3年後、でもその前に多分いくことになりそうな気がします。
(ご近所の小山さんには既に来年の花火大会においでとお誘いをうけています)


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