2017年12月31日日曜日

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Dance Potlatch ダンスのおくりもの
DVDを販売しています。(驚きの500円)収益金は踊るキノコ基金にまとめられ今後の活動へと生かします。
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20th sentiment ( Sapporo Biennale pre-event) film : Katsuya Ishida

このページはダンサー木野彩子の現在の活動をブログとして紹介しています。
プロフィールの詳細やこれまでの活動につきましてはおどりこさいこ(http://saikokino.blogspot.jp)をご覧下さい。

This page is Japanese dancer Saiko KINO 's blog. Sorry, this blog is Japanese.
If you need to more detail of Saiko's work, please check Dancer Saiko page(http://saikokino.blogspot.jp), and click the label.


2017年1月10日火曜日

KENTARO!!登場

各種舞踊表現という授業の一環でダンサー振付家のKENTARO!!さんに鳥取に来ていただきました。忙しいはずなのですが、ありがたい限りです。
鳥取大学芸術文化センターは超少人数(しかも皆がダンサーを目指しているわけではない)なので、贅沢なワークショップとなりました。ついでにダンス部の皆さんにもちょっとレベル上のクラスを行っていただき、3日連続。私もかなり勉強させていただいた感じです。

ストリートダンスを元々していたところから自分らしい表現を求めてコンテンポラリーのジャンルに流れてきたこと、これまでやってきた演劇や音楽が作品の中に生かされていることなどいろんな話をしてもらいました。14の頃からクラブなどで踊るようになり、当時一緒に踊っていた仲間たちには今第1線で活躍している人もいるとのこと。それぞれの道で磨き続けてきた結果、それぞれの道で生き延びている、評価されるようになっているということで、それだけ没頭していた時代があったからこその今であり、その基礎をしっかりやる時はやっぱり必要なのだろうと私は思いました。

個人的にはこの人カンパニーを育てるのがえらいなあと。
(当たり前なのかもしれませんが、私はそういう団体を持たないので、尊敬してしまいます)自分に厳しくメンバーにも厳しそうですが(かなり)でも一緒にグループを作り、一緒に生き延びていこうという覚悟みたいなのが見える人です。作り方とか考え方的には私は真逆なので、頭が上がりません。(これは初めて会った2008年くらいの頃からずっとそう思っています)

最後に即興で踊ってもらったのですが、最後のが一番よかったなあと。
多分ボキャブラリーもたくさんあるのだけれど、それを超えちゃったところにある自由さ。ストリートダンスは型がかっちりしていて、それが入っていてこそなのですが、最終的にはその領域に行くべきもので、型を超えるものではないか。守破離を思い出しました。
ストリートとクラシックバレエは似ているとも。私もそう思います。
基本的にこれすごいでしょ!を見せるもの。でその中にある表現。でも本当にすごい人はそこを超えて表現が見えてくる。
いいものを見させていただきました。

私も頑張らなきゃです。

今後の予定(2017.1.10)








Amanogawaプロジェクト鳥取編

10月21日地震に遭遇した鳥取県民、しかし落ち着き払っており、大きな混乱もなく、現在はほぼ通常状態に戻ったと言えます。
が、それは本当だろうか。倉吉には今も50人近い避難生活を送る人がいて、ブルーシートで冬は越せるのか?など問題は山積み。
ボランティアセンターに行って話を伺うと、我慢強くシャイな鳥取県民は遠慮してしまって要求やお願いをまず言い出さないと施設の方。「いえ、亀裂入っているんだけれど、大家に倒れてないから大丈夫と言われた」(主婦)「下手に修理頼むと予算が出ないかもしれないから、こういうところ(公民館前)の工事とかは後回しになっちゃうんだよね」(右の亀裂の公民館の方)などなかなかすごいことになっています。死者のでなかった今回の地震。それはなぜか。そして本当のところの被害は実はその亀裂のように後からじわじわ出てくるものなのではないか。(11月15日現在)
少しずつ通いながら撮りためていこうと考えています。




ダンスハ體育ナリの続編について

現在、再来年2月に発表できるように頑張ろう計画が進んでいますが、鳥取大学地域学部の教養科目として「グローバル時代の大学」で1時間担当し、お話させていただきした。

明治期の運動会、体操の変遷をたどりながら、オリンピックまで話を膨らませて「体育」がスポーツへと変わりつつある流れを学びます。
今回はダンス関係者ではないため、大野さんのお話はありませんが、西洋的近代的身体を作り上げるために生まれた体操にフォーカスを当て、日本人の「揃った動き好き」について考える内容を目指しています。


一般の方向けには2017年1月29日ことめや「五感教室」にてレクチャーを予定しています。おそらくシリーズになると思うのですが今回のテーマは明治維新における日本人の身体の変化です。



2017年
1月「ダンスハ體育ナリ」鳥取レクチャー@ことめや

1月Kentro!!ワークショップ、大野慶人レクチャーデモンストレーション企画・運営

6月に即興ダンスと音楽の小さなフェスティバルを開催します。名付けて鳥取夏至祭。一晩中ではないですが、様々な場所でダンスと音楽が繰り広げられるそんな1日。誰もが演奏し、誰もが踊るそんなところにたどり着くまでのまずは第1歩です。

11月高知で踊ります。なぜ高知。でも高知。なのでその前に鳥取で作って発表します。

11月女子体育連盟の全国大会が鳥取で開催されます。私は踊りませんが、ダンス部には踊っていただかねばなりません。この裏方で多分私は走り回ります。「ダンスハ體育ナリ」でついているなぜダンスは女子体育なのか、それについての話はまだまだ終わっていないのです。




2016年12月31日土曜日

2016年

2016年
今年は大きく変化する一年でした。
鳥取へと移住することになり、多くの人に出会いました。
そしてそんなに必然的にはなれることになる人も出てきます。それでもまたいつか出会うものと思っています。今年の作品"Mobius"は様々な人の縁がずっと円を描いていて、つながることなく、しかしお互いに影響しあいながらあり続ける星の様な作品でした。いのちはいつかつきますが、大きな流れに押し流されながらもその気配とともにあり続けていくことを作品が進化していく過程で見てきました。この作品は今から5年前に作ろうと思っていた作品のエンディングに考えていた構想と昨年のソロをもとにしています。生き続けるとこういうこともあるのかと実感します。

大学での仕事はまだまだ慣れず、先生方にご迷惑をおかけしています。もしかしたらずっとなれないままなのかもしれません。なにぶん私は半年後くらいまでのことしか考えることができないで生きてきました。5年後10年後を考えて生きて生きたことがないということも今年初めて知りました。どこまで勤めていけるのかしらと思いながら、とにかく一生懸命進んでいくだけです。

鳥取大の前任佐分利先生より、ぽろぽろと話していた作品制作の流れを文章化しなさいと言われ、おそらくそれは今後やっていく必要があるだろうと考えられました。というのも、自分の言葉で自分の踊りを語ることができる人が少ない。それがたとえ支離滅裂に見えてよくわからなくとも、それでも何か、そして誰かの手がかりになるかもしれないため、やはり記してみるべきではないか。

昨年の項目を読み返してみると

「一生が全てつながっていてそのまま作品みたいと思う。
一つの論文というのはあまり重要でなくてその積み重ねていった結果として見えてくるものであり、そのうちのひとしずくに過ぎない。さらに自分は大きい宇宙のお星様の一つで(柳宗悦は微塵という)いてもいなくても、してもしなくてもあまり差はなく、しかしたくさんもらってしまった愛情のお返しとして一瞬光ってみようかとする作業だなあと思いました。(あ、アマノガワだ。)私の作品は気がつけば全てつながっていて、この論文も拙いなりにつながっていて、死ぬ時までの(もしくはもっと先への)予言の書みたくなっていくのだなあと思うのです。」

と書いていました。
修士論文はまだ3分の1くらいしか公開されていないですが、確かに予言の書のようになっており、修士実技(そんなものはないのですが)であった「ダンスハ體育ナリ」と合わせてこの5年位で私がしなければいけないことを語っているような気がします。
修士論文を書いていく過程で私は、物事に「必ず正しいはない」という当たり前のことを知りました。政治や報道や様々な力関係で常に「正しい」や「良い」の概念は変わっていきます。一作家として時代の流れを感じ、おかしいと思った時には警告する。それが役割だとすれば文章で書くか作品にするかの違いでしかなく、研究者であり振付家である立場として双方から行っていくべきだろうと考えました。

「ダンスとはなんなのでしょう」と学生が聞きます。
「既成のダンスにとらわれず新しいダンスを作るのですよ」と私は答えます。
「ダンスとはあくまで手段であって、そのもとに何を明らかにしたいかがあるはずです。身体を使ってそれを考え、どんな手段を使っても最終的に表現すればそれでいい。」

明らかにしなければならない何かがなければ何も生まれない。
生み出す必要がない人はそのままで構わない。
その方が幸せなこともある。
それでも表さねばならない人のために芸術というものはあるのだということにも気がつきました。世の中が成熟し、皆そこそこ自由かつ豊かな生活を送れるようになり、それでも満たされない何かを感じているから、皆何かを表現したい。でも本当に人の心を打つようなものは切実に訴えかけるものである必要があり、何らかの犠牲を払わねば出来上がらない。それでも訴えねばならないものがあるだろうか、それが作家となるかならないかの境目ではないかと思いました。

得るものと失うものはほぼ同数。

また一年年をとります。多くのものを得、また失います。それでもまだ生きていく。そんな2016年でした。
心穏やかに健やかに。また良き年となりますように。
木野彩子




各作品の詳細は載せませんがまず、簡単に箇条書きにて。各作品の詳細はこのHP上のラベルで検索してみてください。http://saikokino.blogspot.jp

また大学に務めることになったのを機にウェブページを作りました。全作品は網羅できていませんが、こちらも是非ご覧ください。木野による作品解説項目を作りました。https://saikokino.jimdo.com

◎作品

ダンスハ體育ナリ@TPAM ダンスアーカイブプロジェクト BankART studio NYK 3Fホール

Mobius 鳥取@HOSPITALE(旧横田医院)

Mobius 東京@求道会館
 En attendant,,,,,
Mobius シカゴ@Hamlin Park Theater
 About Rachel

   
◎音楽とのセッション
音楽とダンス、ハーブの時間@森のテラス(東京)
 ピアノ:池田千夏、ハーブ:ジプシーカフェ葉花(八代真由美、金子優子)

Sound and Cultivation@レストランCultivate(三重)
 音楽:大岡英介、Ryotaro、映像:仙石彬人、ダンス:阿竹花子

◎その他
修士論文「コミュニティダンスの歴史的原点と概念の再構成に関する研究〜日英の現状からみたプロモーション再考のために〜」

第1章、第2章分を再構成して「コミュニティダンスの日英の現状から見たプロモーション再考」として鳥取大学紀要に載せました。

SPAC enfant ANGELS 振付アシスタントワーク
 2年の時を経てメルランニヤカム氏と静岡の子供達のアフリカンコンテンポラリーダンス作品が完成しました。(昨年はワークインプログレスとしての公演でした)前編タカセの夢から7年。今年は大学との掛け持ちでなんとか乗り切りましたが、ここからは子どもたちに委ねていきたいと考えています。



2016年12月5日月曜日

Mobius東京 映像

映像の中川さんよりダイジェスト映像が届きました。
3作品(加藤さん作品も含め)別物なのだけれど、緩やかにつながっているこの不思議な構成をいろいろ模索して作ってくれました。ありがとうございます。

2013年の洞窟ダンス

今回かなり忘れていたが大岡さんが掘り起こしてくれた映像。
ダイジェスト版ですが、3年前とは。
懐かしいことです。

ちょうど昨日美香さんの洞窟ダンスを思い出していたんだよなということでまさかの洞窟つながりです。

Sound and Art Cultivation






Sound and Art Cultivation

三重県松阪にあるレストランカルティベイトさんにて踊りました。











以上2枚は仙石さんが撮ってくれてたもの。でもあの操作をしながらいつの間に!!!


カルティベイトは松坂にあるレストランとアートスペースです。小物などかわいいものが並んでいます。








 この模様はどうやって出ているかというと超アナログです。でも3台使いこなすんだからすごいことです。
おいしいごはんごちそうさまでした。